リラックスできる寝室のカラースキーム5選

今回ご紹介するカラースキームを使えば、良い睡眠をとるのにぴったりの、リラックスできておしゃれな寝室を作ることができるはずです。
リラックスできる寝室のカラースキーム5選

最後の更新: 28 11月, 2020

寝室は、外の世界から自分を切り離すことができ、自分自身とつながることのできる平穏と調和の空間です。ですから、どのように部屋を装飾するかを慎重に考え、自分にぴったりの家具やカラーパレットを選ぶのにじっくり時間をかけることが大切です。今回の記事では、リラックスできる寝室を作るための5つのカラースキームをご紹介します。

壁、家具、布類に使う色の組み合わせが、理想的な寝室を作る上では重要になります。今日は、思い通りの寝室を作ることができるように、実用的なアイディアをご紹介したいと思います。

寝室のカラースキーム:ブルーとイエロー

リラックス 寝室 カラースキーム

寝室では、ブルーとイエローの組み合わせは昔から使われています。朗らかなボヘミアン風にしたい場合には、特にマスタードイエローが理想的です。

また、ブルーが平穏でリラックスできる空間を作る色だということはみなさんもうご存知なのではないでしょうか。ブルーはスタイリッシュで自身に満ちた色であり、クラシック・ブルーはパントン・カラー・インスティテュートの今年の色に選ばれた色でもあります。

一方、イエローは幸せ、豊かさ、強さと結びついています。ですが、イエローに関しては使いすぎないことをお勧めします。たくさん入れてしまうと、部屋の中にエネルギーが多すぎる印象になってしまうからです。

“Maisons du Monde”のこちらの刺繍クッションのような、いくつかの要素として空間の中にマスタードイエローを取り入れるといいでしょう。また、グレーやホワイトとの相性も抜群で、こういった色があることでニュートラルベースができ、全体のバランスをとってくれます。

ピンク、ブルー、ライラック

寝室 カラースキーム

寝室にフェミニンンな印象を出したいときには、ピンク、ブルー、ライラックの組み合わせがいいでしょう。ライラックを基本のトーンとし、ブルーとピンクをプラスすることで楽しい雰囲気を出すことができます。

このカラースキームは、明るくて朗らかな寝室を作るのに最適です。また、あたたかく居心地のいいプロバンススタイルを再現するのにもぴったりですし、いろいろな寝具と組み合わせを楽しむことができます。仕上げにマッチする花柄の壁紙を使うのもいいでしょう。

ピンクはかわいらしく繊細でフェミニンンな色である一方、ライラックはエレガントでミステリアス、ノスタルジックでスピリチュアルな色です。これらを一緒に使うことで、互いを完璧に補完しあってくれるのです。

ベージュ、グレー、ブラック

寝室 カラースキーム

エレガントなカラースキームをお探しなら、この組み合わせがお勧めです。ほとんどどんなインテリアスタイルにも合わせることができるこのカラースキームは、時代遅れになることもなく控えめです。また、異なる質感のものを組み込むことで、よりおもしろい空間を作ることも可能です。

例えば、異なる素材やテキスタイルを組み合わせてみるといいでしょう。マット素材と光沢のある素材を組み合わせてみたり、特徴的で遊び心のあるアイテムを選んでみてください。羽目板を使うのもいいですね。

または、美しいラッカー仕上げの化粧テーブルなどを置けば、おしゃれして出かける夜に準備をするのにぴったりの場所を作ることができるでしょう。

パープル、イエロー、グレー

寝室 カラースキーム

対照的な色を使ったこの大胆な組み合わせもお勧めです。これをうまく完成させるには、どの色を寝室の主役にするかを決めなければなりません。例えばイエローを選んだ場合、対照となる色(この場合はパープル)を壁の装飾に使います。

一方グレーは明るく調和のとれた雰囲気を作るのに長けています。 IKEAなどにはさまざまな寝具が販売されており、洗練されたモダンな寝室作るのに役立つでしょう。

ブルー、グレー、ラベンダー

リラックス 寝室 カラースキーム

これもブルーの良い使い方の一つで、そのリラクゼーション効果を最大限に使っています。ただし、今回はあまり鮮やかなトーンは使わない方がいいでしょう。この3つの色はすべて寒色ですが、完璧に混ざり合ってくれ、クラシカルなトーンで居心地のいい雰囲気を作ってくれます。

あたたかさを感じさせるような素材を選びましょう。この場合は、全体を補完しバランスをとってくれるような天然繊維のものを使うのがお勧めです。 リネン、コットン、ウールなどがよく合うでしょう。

 

これらのカラースキームを使えば、理想的な寝室をきっと作ることができると思います。色のバランスをとることを頭に入れておいてくださいね。理想的には、部屋の60%にメインの色を使い、30%に2つ目の色を、そして10%に3つ目の色をアクセントやハイライトとして使うのがいいでしょう。

さまざまな色の組み合わせを試すのが楽しいと感じられれば、それが気分にどんな影響があるかについて注意深く考えてみてください。この点に関しては、家、特に寝室のインテリアを考える際に必ず考慮に入れましょう。