子どもに片づけをする習慣を身につけさせよう

子どもは自分の部屋の掃除の仕方、片づけの仕方、そして装飾の仕方を学ぶ必要があります。役に立たないものや不必要なもので部屋を散らかさないように教えましょう。
子どもに片づけをする習慣を身につけさせよう

最後の更新: 13 9月, 2019

家庭内の言い争いの原因でよくあるのが子供が片付けをしない、というものでしょう。子どもは不必要なものを持ち帰ってきては、自分の部屋にがらくたを集めてしまうものです。部屋を散らかさないように教えることが非常に重要です。

ごちゃごちゃ散らかっている子供部屋、何度見ているのではないでしょうか? テーブル、棚、物が散らばった床…壁もポスターやその他のもので埋め尽くされているのではないでしょうか?

最も重要なのは「きれいな状態」がどういうことか教えることです。部屋全体を装飾物や小物で埋め尽くす必要はなく、実際は必要なのはその半分です。この記事では、子どもが自分の部屋を散らかさないようにする実用的なアドバイスをご紹介します。

きれいな部屋を保つには、教育がすべて

子供部屋

もし子どもを作ることを考えている場合、またはすでに子供がいてまだ幼い場合には、幼い頃から次の3つの基本原則を教えることが重要です。

  • 整理整頓:ベッドが整えられ、床に何も落ちていないように子供部屋が常に片づけられているようであれば、もう目標は達成できたも同然。散らかった状態を作る前に、すべてのものには定位置があることを理解させる必要があります。
  • 掃除:幼い頃から、部屋はきれいに保たれていなければならないと理解させる必要があります。自分のプライベートな空間をきれいに保つことは、日常生活の基本の部分です。片づけることに加えて、掃除も大事です。
  • 装飾的な調和:なぜでしょうか? 子供部屋は家にある唯一の部屋ではなく、家全体と装飾的な調和がとれていることが重要だからです。

親になるということは自らが手本となり、子供をよく観察し、教える、ということをバランスよく行うことです。

問題を特定する

子供部屋

一番の問題は、子どもが10代になったときに起こります。家族全員にとって、とても難しい時期になるかもしれません。子どもが反抗をし始め、対立が生じ、口論となり、その結果として子どもは親から距離を置くようになるのです。

子供部屋は、この難しい時期の心の休まりどころのひとつになる可能性があります。散らかった部屋が口論の原因となることは珍しいことではありません。10代にとって、整理整頓や片づけはそれほど重要ではなくなる傾向があるからです。しかし、口論にならないように、状態を把握することが重要です。

もし片づけが問題になっていることに気付いたら、最初に覚えておくべきことは忍耐強くなり、そのことについて考え、解決策を見つけることです。とことん話し合うことはほとんどのことを解決するのに役立ちます。10代になったあなたの子どもは合理的であるかもしれませんし、または反対に何も気にしてないように振る舞うかもしれません。しかし、決して諦めないでください。

基本的なルールを教えましょう

子供部屋

子どもが小さくても、10代になっても、大学生になっても、片づけはいつでも問題となり得ます。子供部屋を散らからないようにするために、基本的なルールを教えましょう。きれいな部屋に帰ってくることは、とても気分を良くしてくれます。

  • 最初に行うべきことは、良い例を見せることです。あなたの寝室が常にきれいで、素敵に装飾されており、何も散らかることなく整理整頓されているべきです。
  • 次に、この話題について巧みに話す必要があります。子どもに話しかけ、不必要なもので部屋を散らかさないようにすることの重要性を気づかせましょう。
  • 小物や装飾品を家に持ち帰ってきたら、まずは見せてもらい、本当に必要なものであるかどうかを一緒に決めましょう。ほとんどの場合、別のものに置き換えることができるので、手に負えなくなることを防ぐことができます。
  • 自分で片づけさせることが重要です。助けることもできますが、やり方を学ばせ、幼い時から良い習慣を持たせましょう。

整理整頓された部屋は健康に良い

整理整頓

きれいな家に帰ってくることを嫌う人はいません。日々の生活で気分を良くすることがくできるので、小さな子どももそのことについて理解する必要があります。そのため、片づけられた部屋であることは、実際にあなたを幸せにしてくれます。役に立たないもので部屋を散らかすことがなければ、部屋は新鮮できれいになり、不必要なものがなくなります。


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  • Arango Cálad, Carlos: Psicología comunitaria de la convivencia, Programa Editorial Universidad del Valle, 2006.