ラスティック・スタイルのリビングを実現しよう

ラスティック・スタイルのリビングは田舎のコテージのためだけにあるわけではありません。これから紹介するアイデアを取り入れると、あなたのお家のリビングだってラスティック・スタイルのリビングに変身させることができます!
ラスティック・スタイルのリビングを実現しよう

最後の更新: 17 1月, 2019

現在、インテリアデザインの世界では、「クラシック」なスタイルが大流行中です。ラスティック・スタイルのリビングを手に入れるのに、町から引っ越す必要はもうありません。

コテージは自然や屋外、そして自分の家族の歴史との繋がりがあるため、心が安らぐ場所となるでしょう。

では、このようなデザインを都会のアパートでも作ることは出来るでしょうか?外観は難しいかもしれません。しかし、内装は全く別のものに変えることができるのです!

郊外に住んでいる場合、ラスティック・スタイルに変えることはさほど難しくはありませんが、都心の真ん中にあるアパートでこのスタイルに変えることは困難だと思います。では、どうやったらこのスタイルを手に入れることが出来るでしょうか?

ラスティック=クラシック

どのようなスタイルの家具でも、レイアウトを変更する必要はありません。重要なことは、時代を超越した空間を作り出すことで、心が安らぐ場所にするということです。

暖炉を追加すると、どんなリビングにも素敵なスタイルと温かさを与えてくれます。 ベッドウォーマーは時代遅れになっており、最近は全く使われておりません。それに、最新の暖炉はますます安全になっています。

ラスティック・スタイル

郊外のコテージには、暖炉がついていることが多いです。また、リビングに自然の暖房システムを追加するのは料理やお湯を温める際にも活用可能です。エネルギーを節約するには素晴らしい方法ですよね。

しかし、都会ではほとんどのアパートに暖炉用の設計がないので、暖炉を加えることは簡単ではありません。しかし、デザイナーの中ではリビングの見た目を改善させるために、飾りとして暖炉を付け加えることが流行っているのです。

また、ラスティックスタイルに合うソファーグレーやネイビーブルー、ブラウン色がおすすめで、部屋に個性を出してくれます。皮のチェスターフィールドのソファーがいい例です。

リビングの中央、あまり目立ちすぎない暖炉の前にテーブルを置くこともできるでしょう。その際はパステルカラーやホワイト色がぴったりです!

床はフローリングであれば、全体の見た目を満たしてくれます。フローリングは、保温性に優れているので足が冷えすぎることもありません。

または、品質に妥協することなく、より田舎風の形式ばらない素材を加えたい場合は石灰石のタイルがぴったりです。

 

暖かみのある色

田舎風の雰囲気を出したいときは暖かみのある色を選びましょう。では、最も一般的な暖かみのある色は何でしょう。

暖かみのある色は次の通りです。

  • オーカー
  • ブラウン
  • イエロー
  • マルーン

部屋の雰囲気に合うようであれば、暖かみのある色にブラック、グレー、ネイビーのような他の色でアクセントをいれることもできます。無理に他の色を合わせようとしたり、スタイルとは違う色を加えてしまうと、部屋全体の見た目が崩されてしまうので、気を付けましょう。

ラスティック・スタイル

グリーン色は自然全てのものに通じるものがあるので、幸福感やエネルギーを生み出します。都会のリビングにグリーン色も合いますが、使い過ぎには気を付けましょう。

例えば、壁がグリーンに塗りつくされている場合、壁に合う家具を見つけるのは難しくなってしまいます。一方で、植物やカーテン、絵画、装飾品、クッションなどに使うグリーン色は、部屋全体をグリーン色で支配することなく、自然でフレッシュな雰囲気を作ってくれます。

壁と天井

他に田舎風の雰囲気を与えてくれる要素は、壁と天井です。一般的には、石は全体的な見た目をよくしてくれるのでリビングの壁に一番適しています。

石はラスティック・スタイルには最も一般的な素材であり(将来的にもそうでしょう)、そのスタイルと同じくらい耐久性も兼ねています。また、自然らしさやフレッシュさ、そして田舎風の雰囲気を作ってくれます。

この石造りのデザインは、網目状の構造に見られる直線の巧みさがなく、よりダイナミックで自然な感じの内装を作り出してくれます。

ラスティック・スタイル

天井には、石膏や木材が控えめで快適な空間を作り出すのに役立ちます。実用的な機能がない限り、たくさんのディテールがあるような華やかな天井である必要はありません。

しかし、壁の場合には、ひとつだけ忘れてはならない素材があります。それは、風化したレンガです。手触りと暖かみのある色が本物の田舎風なイメージを作り出します。ただし、過度には使わないよう気をつけましょう。

最後に、レンガは出入口の上のアーチ作りやリビングの入り込みに使うことも可能です。この素材のいいところは、使いやすく、強い印象を作り出すことができ、また飾りにも使えるということです。