ダイニングにラグを敷くべき理由

この記事では、ダイニングルームにラグを敷くべき理由を、適切なラグの選び方と合わせてご紹介します。
ダイニングにラグを敷くべき理由

最後の更新: 08 2月, 2019

中には家具をあまり置かずに部屋を装飾する人もいますし、ミニマルスタイルスカンディナビアンスタイルのように装飾品を一切置かずにインテリアを仕上げる人もいます。そうではなく、家にあたたかみを持たせるために何らかのアイテムを取り入れたがる人もいます。そういったアイテムの一つが、ダイニング用のラグなのです。

ダイニングはその家の住人だけでなく、家に招いたお客さんも集まる場所だということを忘れないようにしましょう。つまり、多くの人の目に晒される場所なのです。

いいおもてなし役というのは、お客さんがその家の中で快適に過ごせるように努力するものです。この観点から見ると、ダイニングには、その装飾や家具の配置によってあたたかみを感じさせられるような機能を備えておくべきでしょう。

 

ダイニングにラグを敷くべき理由

ラグは、部屋を素敵な雰囲気にしてくれる機能のある装飾品です。言い換えると、以下のような役割があります。

  • 床に敷くことで、同じ部屋の中の二つのセクションの仕切りになる
  • 雰囲気をもっと居心地のいいものにし、アットホームな印象を与えてくれる
  • 部屋に彩や質感が加わり、視覚的に楽しめるような外観にしてくれる:これはまさにラグを使うべきもっとも重要な理由と言えるでしょう。これは、ダイニングだけでなく他の部屋にも当てはまります。
ダイニングにラグを敷くべき理由

ダイニングにラグを取り入れる別の理由は、フローリングの床を引っ掻き傷などから守るためです。当然ながら、回避したいのはイスを引いたり戻したりすることで床が傷つくこと、そしてもちろん人々が歩き回ることにより床が傷んでしまうことです。

さらに、ラグがあることで部屋が空っぽでがらんとした雰囲気になってしまうのを防ぐことができます。また、人が訪ねてきたときに足音を消してくれるという役割もあります。アパートに住んでいて、物音に敏感な方にとっては本当にありがたい利点ですよね。

ベストなラグを選ぶ方法

  • ラグの長さはテーブルのそれぞれの辺の長さよりも60cm以上は長いものにしてください。そうすれば、イスの周りに余裕ができ、座ったり立ったりするときにラグの外側にイスが出てしまう恐れがありません。しかし、長すぎも禁物です。ダイニングの床全体を覆ってしまうのはよくありません。
  • 白や薄めの色は、汚れやすいので避けてください
  • ダイニングテーブル用のイスに座布団などが使われている場合は、ラグもそれと同じようなスタイルの素材を選ぶことをオススメします。こうすることで、部屋全体の調和が保たれます。座布団の色が単色なら、ラグもそれと統一感のある色にしましょう。
  • ダイニングの他の装飾がすでにカラフルな場合は、派手でカラフルな柄のラグは避けましょう。
ダイニングにラグを敷くべき理由
  • 毛がフワフワなものやモコモコしたラグは使わないでください。そういったラグはパンくずなど、テーブルからよく落ちてしまうような食べ物がくっつきやすいのです。表面がなるべく平らで、厚すぎないラグを選ぶといいですよ。
  • ダイニングの形が正方形なら、ラグも同じ形のものを選ぶのがベストです。長方形や卵型、または円形のダイニングの場合でも同様です。同じ形を使うことにより、秩序ある空間に見せる、というのがこの狙いです。
  • ダイニングに置く一番最初の装飾品がラグだった場合は、そのラグをベースに部屋の装飾スタイルを作り始めることができます。
  • ダイニングの他の装飾に柄物が取り入れられていないなら、ラグは柄付きのものを選んで少し違った雰囲気も加えることが可能です。

最適な素材

現在、合成繊維の中で最も人気が高いものの一つがポリプロピレンです。理由は掃除がしやすく、また、耐久性も高いからです。デザインに関しても多種多様です。この素材ならデザインのバリエーションの少なさに悩まずにすみますよ。

同じような特徴を備えた裏にゴムが付いたフロアマットも大変人気があります。テーブルの上の飲み物などがこぼれた際には、その吸水力を発揮してくれるでしょう。

ダイニング ラグ

アレルギー体質の方には、合成繊維でできたラグが最適でしょう。これらのラグは、髪の毛やホコリなど、その他の有害な物質への耐性がとても高くなるように作られています。また、織りビニール製のラグが最適な場合もあります。これはホコリや汚れを吸収しません。

考慮すべきこと

お子さんやペットがいる家はどうでしょうか?ダイニングにラグを敷くのはあまりいい考えとは言えないかもしれません。それは、掃除や手入れの問題だけではなく、お子さんがラグの上を歩いたりイスを引いたり押したりするときに滑って転んでしまう可能性があるからなのです。

だからと言って、ご自宅に合った、あなたのニーズを満たしてくれるような選択肢を探してはいけないというわけではありません。ご紹介した提案を考慮に入れていただけさえすれば問題ありません。ご自宅にピッタリなラグを選ぶ前に、様々な選択肢を吟味するようにしてくださいね。


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