植物につく害虫や病気を予防する方法
家のインテリアとして植物を置くと、とても良いポイントになってくれます。そこで、植物につく害虫や病気を予防する方法についてのヒントを少しご紹介しようと思います。
家のそこここに植物を置くというのは、部屋をポジティブエネルギーで満たし、部屋を明るくあたたかく居心地のいい場所にするのにベストな方法です。この記事では、植物が何年も美しく健康でいられるように、植物にしてあげたいケアの方法についてお話ししていきます。
春の訪れと問題点
春は自然に命をもたらし、色と活気で満たしてくれます。草地や庭にも花が咲き乱れ、木々にも葉が生い茂ります。ですが、春はまた植物に最も害虫がついたり病気になりやすい季節でもあるので、植物を守ってあげるためには特別なケアをしなければなりません。以下のアドバイスをご覧ください。
害虫はなぜつく？
害虫がつく理由は一つではありません。自然にはたくさんの虫や微生物がいるので、あなたの植物についてしまう可能性は常にあるのです。一般的に、害虫がついたり病気になったりするのは、何かしらのバランスの崩れがある場合に起こりやすいものです。
植物に影響がある可能性のある要素には、栄養が足りていない土壌、化学汚染物質、肥料の使い過ぎ、湿度が高すぎることなどが挙げられます。
庭の植物のケア
庭は、まめに手入れし常に気にかけておくことで、植物を幸せで健康的な状態に保つことができます。定期的にただ水をあげていればいいというものではありません。それぞれの植物がその種に独特なケアを必要としているのです。
まず、植物には肥料をあげ、栄養豊富な質の高い土を与える必要があります。また、定期的な剪定と、スペースがもっと必要になった時には植え替えも必要です。健康な植物イコール強い植物なので、害虫や病気と闘う力をつけましょう。
また、動物のフンなどのオーガニック肥料や根おおいを使いましょう。こういったものには化学物質が入っていないですし、さまざまな種類のミネラルや栄養素を植物に与えてくれます。
植物をよく観察して
植物を観察し、昆虫やダニがついている兆候がないか定期的にチェックすることが重要です。そうして初めて、手遅れになる前に治療にあたり、問題を解決することが可能になります。
茎や葉が健康的な緑色であることを確かめましょう。斑点や穴は病気のサインである可能性があるということを覚えておきましょう。
植物につきやすい害虫
庭やたくさんの観葉植物をお持ちの場合、植物につく可能性のある害虫やかかるかもしれない病気について知っておくことが大切です。よくいるアブラムシやコナカイガラムシからハダニ、イモムシ、ナメクジ、カタツムリまで、一通り知識を持っておきましょう。
家庭菜園をしている場合、さらに湿度の高い地域にお住まいの方は、アブラムシとナメクジには気を付けなければなりません。一方ハダニは暑く乾燥した気候を好み、茎や葉を食べてしまいます。
病気や害虫から植物を守るのにベストな製品とは
さまざまな努力の甲斐なく、植物に害虫がついてしまった場合には、何かしらの解決策を探さなければなりません。できるだけ化学薬品は避けましょう。環境や生き物に害を与えることなく害虫を取り除くのに役立つ、エコな代替品もたくさんあります。中には自分で作ることのできるものもあるのです。
ここで一つコツをお伝えすると、香りのある植物など特定の種の中には、天然の虫よけになるものもあります。例えば、ミントやバジルはハエや蚊が嫌がりますし、ラベンダーはアブラムシ対策になることで知られています。
害虫や病気から他の植物を守ってくれるその土地の植物
巣を作る場所を探すとき、鳥は必ずその土地にもともとある木を選ぶということをご存知でしたか？ これは実は大事なことです。もしあなたの庭に鳥が巣を作っていれば、害虫の問題が起こる可能性が低いからです。
庭にはその地域に根付いた植物を植えることをお勧めします。それは生態系のバランスを維持するのに役立つだけでなく、庭を自然に保護する役割も果たしてくれるからです。すでに気候や土のタイプになじんでいるので、害虫への体制も強く、影響が出にくいのです。
これらのコツを使いつつしっかりとケアしてあげれば、植物はハッピーで、健康で、栄養がしっかりとれている状態になるはずです。そしてきちんとお世話をし、警告サインには常に注意しておけば、起こるかもしれないどんな問題にも対処することができるでしょう。
植物は家や生活を明るくしてくれる素晴らしい存在です。適切な世話をして、テラス、庭、家の中など、さまざまな場所で活躍してくれる植物の存在を楽しみましょう。