オープンキッチン?クローズドキッチン?

オープンキッチンとクローズドキッチンとの間で決めかねている場合には、この記事を読んでみてください。それぞれの長所と短所をご紹介します。
オープンキッチン?クローズドキッチン?

最後の更新: 23 7月, 2019

これは家のリフォームの中で最もリスエストが多い注文のひとつであり、また最も議論されている話題でもあります。どちらの選択肢もそれぞれに長所と短所があるので、オープンキッチンにするか、またはクローズドキッチンにするのかを決めるのは、必ずしも簡単なことではありません。この記事では、それぞれのキッチンの長所と短所をご紹介しますので、あなたのニーズに合ったキッチン選びの参考にしてみてください。

オープンキッチン

オープンキッチンの場合は、他の場所と調和していることが基本です。家の飾りやスタイルと衝突するような突然の視覚変化があるべきではありません。そのため、色、床、そして素材によって空間に調和をもたらす必要があるでしょう。

オープンキッチンの長所

オープンキッチンは、家を広々として見せてくれます。仕切り壁がない部屋は、小さな家にぴったりです。オープンキッチンかクローズドキッチンかで悩んでいる場合には、オープンキッチンはより広い空間を作り出してくれるために小さな家に特に向いていることを覚えておきましょう。

キッチンタイプ

また、このタイプのキッチンはより明るい空間を作り出します。壁がないために光がより自由に通り抜けることができ、窓がないキッチンや自然光が入らないキッチンを明るくするには素敵なアイデアです。

そして、調理関連の問題も解決してくれます。テーブルセットや片づけ、または食事を出すのがより簡単になります。これも全て壁がないおかげです。

さらに、家族と繋がりのある生活を促してくれます。オープンキッチンでは、家族に家事を手伝ってもらったり、料理中も会話を続けることができるので、食後のコーヒーを準備している間でも誰も会話の内容を逃すことがありません。

オープンキッチンの短所

オープンキッチンの1番の短所は臭いです。しかし、良い(本当に優れた)レンジフードはある程度臭いを抑えることができます。装飾的なモデルを選ぶこともできますし、キャビネット内に隠すこともできます。

カウンタートップの上に設置可能なモデルはとても実用的です。ただし、静かなモデルを選ぶようにしましょう。お気に入りのテレビ番組の後ろでブンブンした音は聞きたくありません。

もう1つの短所は、収納スペースの欠如です。オープンキッチンでは、常に全てが定位置にあり、洗い物も片づいている状態にする必要があります。考え方によっては、この短所をより整理された空間を得るためのチャレンジとして捉えることもできるでしょう。

キッチンタイプ

クローズドキッチン

クローズドキッチンは明らかに伝統的な選択肢であると言えます。キッチンタイプを決めかねているときには、クローズドキッチンには4つの壁と扉が必要であることを忘れないでください。また、このタイプのキッチンにはたくさんの長所あり、加えて色を自由に選ぶことができます。

クローズドキッチンの長所

より独立している:キッチンが閉め切った空間となるので、他の空間と合わせる必要がありません。家のバランスを損なうことなく、素材や色で楽しむことができます。

料理中によりゆとりがある:料理をするときには順番を守ることが鍵ですが、実際には言うほど簡単ではありません。クローズドキッチンの長所は、キッチンの扉を静かに閉めて、数分間だけでも全てが上手くいっているふりをすることができることです。

臭いや煙の問題がない:臭いや煙はキッチン内に残るので、カリフラワーを茹でたときやフライパンでオイルが焦げる度に他の空間に臭いや煙が移動する心配はありません。

もう1つの長所は、家電についてです。キッチンの扉をいつでも閉めることができるので、綺麗にしたり、隠したりする必要がありません。

キッチンタイプ

クローズドキッチンの短所

クローズドキッチンは便利な空間を奪うことが多いです。空間を固定し、レイアウトの可能性を減らしてしまいます。

また、料理や片づけが孤立した行動となってしまうので、家族との時間を減らしてしまいます。テーブルで家族といるほうがより楽しく、その時間を見逃したくなのために、テーブルから立ち上がってお皿洗いをすることが面倒に感じてしまうのです。

オープンキッチンとクローズドキッチンのどちらかを選択するということは、壁を取り壊す、取り壊さないということよりももっと先のことを考えなければなりません。自分だけでなく家族のライフスタイルについて、そして予想できる結果を知りながらも家に極端な変化をもたらす気があるのかどうかについて考える必要があります。


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