テクスチャを生かしたインテリアコーディネート

部屋作りをしたのに、ぱっとしないインテリアになってしまったことはありませんか? これは、テクスチャを活かすことで改善することができます。早速いくつかの例を見てみましょう。
テクスチャを生かしたインテリアコーディネート

最後の更新: 12 4月, 2021

インテリアデザインでは、視覚的な重みとして知られているテクスチャを生かすことにより、部屋が単調に見えるのを防ぐことができます。テクスチャを加えるためには、特定の要素を強調させるために必要なコントラストと奥行きを組み合わせて使います。

テクスチャがないインテリアは、雑誌で見るようなオシャレな部屋よりも劣って見えます。テクスチャがここまで重要なのは、バランスを保ち、あっと言わせるようなインテリアに仕上げるのに必要なためです。テクスチャとは、私たちが物に対してどのような印象を持ったかという感覚なのです。

インテリアデザインの中でのテクスチャとは、芸術を意味します。硬いものと柔らかいものなどの異なる感覚を組み合わせていきます。触覚効果のようにも思えますが、実際にはテクスチャとは視覚効果です。テクスチャを正しく取り入れることは、単に素材を組み合わせるだけではありません。照明やレイヤリングなどの要素によっても、テクスチャを表すことができます。

重ね合わせ

テクスチャ

インテリアでは、重ね合わせをするためには豊かで深みのある構想が鍵となります。さまざまなテクスチャを共存させて、魅力的な空間を作ることがすべてです。テクスチャがあるものがどんなものであっても、コントラストが生まれるようにします。

例えば、テーブルランプのベースがガラス製であり、そのランプの隣にいくつかの古い革製のブックカバーに包まれた本があるとします。ガラスと革のような素材のコントラストは、とても印象的ではないでしょうか? もう1つの例としては、磨かれた御影石の暖炉とふわふわなカーペットのコントラストです。

また、壁でテクスチャを表すこともできます。壁に絵画やアート作品などを飾ることで、多次元効果を生み出すことができます。

布地を使ってテクスチャを出す方法

テクスチャ

テクスチャを出すのに最も優れた方法は、布地を使うことです。布地を使うことによって、テクスチャとコントラストの間に適切なバランスをもたらすことができます。

いくつかの布地の色を組み合わせることでテクスチャを生み出すこともできますが、インテリアデザイナーに人気な方法は、異なる素材と布地を同系色でまとめることです。これで簡単に奥行きとテクスチャを表すことができ、素敵な仕上がりとなります。

布地を使ってテクスチャを生み出したい場合には、ソファやクッションのみならず、カーテン、椅子の座面、ランプシェードなど、部屋の布地すべてを使ってみましょう。

ベルベットやふわふわのウールと光沢のあるシルクや合皮の組み合わせは、間違いありません。そして、部屋中に同じ種類の布地を使うのは避けましょう。テクスチャを適切に取り入れて魅力的な部屋に仕上げるためには、大胆になって一歩踏み出す必要があります。色やコントラストで遊んでみてください。

テクスチャのある家具

テクスチャ

一般的に、家具を使えば比較的簡単にテクスチャを与えることができます。冷たく滑らかな大理石やガラスのテーブルと籐やウールのラグのコントラストは、すぐにダイニングにテクスチャを与えてくれます。

または、同じ色で異なる布地のソファとアームチェアによってテクスチャを生み出すこともできます。もっと簡単な方法は、シンプルな線の部屋に境界が不鮮明なセンターテーブルを置くことで、テクスチャを表すこともできます。

テクスチャのある雑貨

テクスチャ

次にご紹介するのは、準備をせずにすぐにテクスチャを与えることができる方法です。また、すでに家具などを配置したものの、コントラストがなく、どこか物足りない部屋にも使うことができます。

この方法を使うときには、飾り過ぎないように気を付けます。飾るところに反対の効果をもたらすものをいくつか選びます。

花瓶や鏡など、ガラス製品なども使ってみましょう。また、トレー、ソファのブランケット、クッション、ランプ、植物などのアイテムも部屋に大きな変化を与えてくれます。このような装飾要素は、簡単にテクスチャによるコントラストを生み出してくれます。部屋に使っていない素材や仕上げのものを使ってみてください。

照明

照明

部屋作りのときに、照明について忘れていませんか? インテリアデザイナーは、照明も部屋のテーマに合わせて選びます。そうは分かっていても、なかなか照明選びは難しいですよね。

インテリア雑貨については、好きなだけ部屋に加えることができますが、部屋により視覚的効果を与えるのは照明です。温白色の照明は部屋に柔らかさをもたらし、昼光色の照明は強さがあります。また、照明の場所によっても印象が変わります。

照明によってテクスチャを与える場合には、直接光と間接光を組み合わせます。暗い部屋の隅は、フロアランプとテーブルで読書スペースにしたり、壁に飾った写真を照明で照らしたりすることで、テクスチャを与えて、最大限に生かすことができます。

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