太陽の光があふれるオープンプランの家

オープンプランの部屋作りは大変かもしれませんが、労力を費やす価値があります。本日は、太陽の光があふれるオープンプランの部屋作りのヒントをご紹介します。
太陽の光があふれるオープンプランの家

最後の更新: 07 9月, 2020

太陽の光があふれるオープンプランの部屋作りは、柱や間仕切りなどがないので難しいように思えるかもしれません。

物理的な障壁がない空間では、どうすれば光を最大限に生かすことができるでしょうか? どのように空間を有効活用できるでしょうか?

本日の記事では、太陽の光があふれる オープンプランの部屋作りのための5つのヒントをご紹介します。

オープンプランとは?

オープンプランの空間は、大きくても小さくてもかまいません。大きな窓などから部屋全体に太陽の光が差し込んでいることが多いです。

通常、光を遮るものがないため、部屋の隅々まで光がいきわたります。しかし、あまり普及しているタイプの設計ではなく、住みにくいと感じることもあるので、住む前にはよく検討しましょう。

オープンプランの部屋は多機能でもあります。 仕切るものが何もないので、好きなように空間を活用したり、デザインを変えることができます。

また、オープンプランの部屋であるからといって、空間を分けることができないわけではありません。

オープンプランの部屋では、機能ごとに区別をつけることが重要となります。

ロフトは、オープンプランの空間を区別する方法の1つです。

オープンプラン

オープンプランの空間は20世紀に人気となり、この流行により、壁を取り払って開放的な空間にするためにリフォームを行った人がたくさんいます。

オープンプランの部屋作りのための5つのヒント

これからご紹介する5つのヒントを使って、あなただけのアイデアを考えてみましょう。家をデザインするにあたって、ここでご紹介するヒントはただのインスピレーションにすぎません。インテリアコーディネートにはあなたのアイデアが重要なのです。個性あふれる家になるようにコーディネートしてみましょう。

空間を機能ごとに区別する

前述したように、オープンプランの部屋では機能ごとに区別することがとても重要です。さもないと、散らかって見えてしまう可能性があります。

機能ごとに、それぞれの空間に区別をつけます。

  • キッチン
  • ホームオフィス(在宅の場合やコンピューターを置く場所が必要な場合には、とても役に立ちます。)
  • リビング
  • 寝室

部屋の大きさやニーズによって、より多くの機能ごとに区別をつけることも可能です。

オープンプラン

はっきりと区別をつける

空間がはっきりと区別されていなければ、わざわざ分ける意味がありません。そのため、機能ごとに空間をはっきりと区別するのが重要です。家具や小物を使ってはっきりと区別させましょう。

例えば、オープンプランの部屋では、アイランド型のキッチンがおススメです。これでリビングからキッチンを分けることができます。

仕切りとして使えるもの

ソファの他にも、仕切りとして使えるものには次のようなものがあります。

本棚ー天井まで届かない高さのオープン本棚がおススメです。オープンプランのメリットは、光が入り込むことなので、背の高い家具で光を遮らないようにします。

屏風ー半透明の屏風も仕切りとして使うことができます。繰り返しになりますが、光を遮らないようにしましょう。

スライドドアー寝室とリビング、またはキッチンとリビングに区別をつけるのにぴったりです。透明または半透明のドアであれば、なおいいでしょう。臭いや騒音が広がるのも防いでくれます。

高さを変えるーこの選択肢は1歩踏み込んだ設計となるため、他の選択肢に比べてもう少し労力がかかります。このアイデアでは、空間の境目で高さを変えます。例えば、リビングを他の空間から1~2段下げて設計します。高さを変えることで、物理的な仕切りを置かずに明確に空間を区別することができます。

床材ー床材によって、空間に区別をつけることもできます。例えば、キッチンにはタイル、リビングにはフローリングを敷くことができます。

空間の仕切り

太陽の光を遮らない

オープンプランの部屋では太陽の光がとても重要なので、光を遮らないようにしましょう。

明るい部屋にするために、部屋の中央に背の高い家具を置かないようにします。高い家具は壁に沿って配置して、小さい家具を部屋の中心に持っていきます。

インテリアコーディネートでは、色選びも欠かすことができません。

明るい色のほうが光を反射しますが、明るい色を取り入れたくない方もいるでしょう。

そんな方におススメなのは、モノトーンインテリアの中に「アクセントカラー」を2~3色取り入れることです。

最後に

太陽の光があふれるオープンプランの家のコーディネートは、計画したりデザインしたりなど労力はかかります。

しかし、光が自由に行き来し、アイデア次第で空間を最大限に活用することができるのであれば、それもまたやりがいがあると言えるでしょう。