魅力的なモノトーン空間を作るには?
モノトーンは、どんなインテリアにも合わせることができるシンプルな配色です。白、黒、グレーの異なる色合いを組み合わせれば、穏やかな雰囲気を作ることができます。
単色のみを使った場合でも、明るい色合いや暗い色合いを組み合わせることで調和をもたらしつつ、つまらない部屋になるのを防ぐことができます。
モノトーンインテリアは、控えめな色を探している方、危険を冒したくない方、強すぎるコントラストを作りたくない方におすすめです。また、特定の色をすでに決めている方にも理想と言えるでしょう。
同じ色の中で2~3つの色合いを組み合わせれば、とても素敵な仕上がりとなります。一つの基本色にはたくさんの色合いがあるということを忘れてはいけません。
モノトーンインテリア
モノトーンの色を選ぶときには、 色合いも一緒に見てみましょう。インテリアにおいて、色の組み合わせはとても重要です。
色の違いを利用することで、より魅力的な空間を作ることができます。または、部屋を大きく見せたり、他の効果をもたらすこともできます。モノトーンの部屋にするか、コントラストのある部屋にするかを迷った場合には、まずはインテリアをモノトーンでまとめてから家具や小物でアクセントカラーを追加してもいいでしょう。
部屋作りのためのアイデア
モノトーンの部屋は、調和のとれたリラックスできる空間となります。いくつかの色合いを組み合わせて、バランスをとりましょう。
また、部屋の大きさ、 自然光の量 、そして部屋の用途を考慮しながら、部屋をモノトーンでまとめるかどうかを決めてもいいかもしれません。
小さな空間
自然光があまり入らない小さな部屋では、明るい色を選ぶといいですよ。例えば、ベビールームには、明るい黄色がおすすめです。黄色 は、部屋を小さく見せることがない楽しい色です。さらに、黄色い壁に暗い黄色の小物を合わせることでコントラストを作ることができます。
または、仕事をするところでは、リラックスした色合いの緑を試してみましょう。ライトグリーンやパステルグリーンは明るく温かみのある色であり、ダークグリーンの小物との美しいコントラストを生み出すことができます。
大きな空間
自然光をたくさん取り込むことができる大きなリビングや寝室では、赤、テラコッタオレンジ、黄土色などの強い暖色を使いましょう。壁には、同じ色の明るい色合いやグレーがかった色合いを使うこともできます。
家具が多い場合には、視覚的に明るく見せるために明るい色やパステルカラーを使ってみてください。また、大きなリビングでは、2つの色を使ってもいいかもしれません。
色の分布
部屋のメインとなるような大きな家具には、オフホワイトなど明るい色を選ぶと間違いありません。さらに、グレーホワイトの小物でアクセントを加えるといいですよ。
もう1つおすすめなのは、ベージュやアースカラーなど温かみのあるクリーム系の色を壁やラグに使って、さまざまな色合いでバランスを取ることです。そこに、暗めの色のソファやカーテンを使ってまとめます。
あらゆるテクスチャを組み合わせることでテクスチャ同士のコントラストを生み出すと、味気ない部屋になるのを防ぐことができます。家具や壁をテクスチャのあるペンキで塗装したり、シフォン、シルク、ベルベットなどの生地などを組み合わせても素敵ですよ。
ベースカラーが暗い色であればあるほど、他の色を使って部屋を明るくする必要があります。魅力的なモノトーンインテリアを作ってみましょう!