ロフトを最大限に活用するための3つのコツ!

ロフトのあるアパートはたくさんの可能性を秘めています。オープンで広々としていることで知られており、家具を置いたり装飾を行う上でかなり柔軟でもあります。
ロフトを最大限に活用するための3つのコツ!

最後の更新: 16 10月, 2020

オープンプランのロフトが付いたアパートは、世界中の都市でどんどん増えています。デザインの観点からは、ロフトがあると空間と家具の間のバランスを維持してくれるインテリアを実現できます。この記事では、ロフトを最大限に活かすのに役立つ3つのコツをご紹介します。

歴史を通して、従来の住居では一般的に限られたスペースにできるだけ部屋を詰め込もうと設計されていました。しかし現在では、より画期的でミニマリストのための選択肢が増えており、よりクリーンでピュアな見た目を実現させることができます。

このため、特に都会ではロフトがだんだんと人気を博すようになっています。ロフトにはさまざまなメリットがあるため、このようなタイプのアパートを選ぶ家族も増えています。部屋がより大きく、インテリアもモダンなニーズに合わせることができるからです。

1.ロフトの活用法―美的一体感

ロフト 活用

ロフトが目立つ理由の一つは、異なる空間をつなげる能力です。例えば、オープンプランのリビングとキッチンがあるものもあるかもしれません。ロフトの中には、キッチン、リビング、寝室まで一つのスペースにあり、それぞれに直接のつながりを形作っているようなものもあります。

こういったレイアウトはもともとアメリカで生まれました。こういったロフトの中の場所は適当に決められているのではありません。すべての「部屋」がそれぞれ特殊な場所になり、それでいて見た目や整理された一貫性の感覚が失われないよう、デザイナーがすべてを計画しているのです。

部屋を適切に組み合わせるためには、リビングにより重きをおくことが重要です。これはロフトの中央にあるべきで、スター家具としてソファを置きましょう。キッチンエリアが2番目の役で、他のスペースとは全く違った特徴を持っています。

寝室もオープンプランのレイアウト内にある場合は、孤立しない一方ですべてから分離していなければなりません。そのためには、寝室とその他のスペースにつながりをつくり、親しみやすい雰囲気をつくりましょう。

ロフトの中のさまざまなインテリア要素を調和させることが、美的一体感を作るのに役立ちます。

2.2つのアパートと1つの空間

ロフト

ロフトは大きくオープンな部屋です。ロフトがあることで活用できる空間が増え、普通よりずっと家具を色々な場所に置くことができます。ロフトが2階建てになっているなら、それを最大限に活用する方法がいくつかあります。

  • 2階部分は必ずしも壁で閉じてしまう必要はありません。オープンで見えるようにしておけば、空間をつなげることができます。
  • 完全にオープンにしたくない場合には、壁の代わりに窓を作るのもいいでしょう。そうすれば、2つの空間が別々のものになってしまうことはありません。また、キッチンやリビングからの騒音を多少ブロックしてくれるので、プライバシーもより守られます。

2階に続く階段は部屋の真ん中よりは壁につけた方が良いでしょう。広々とした感覚を保つためには、障害物を置かないようにするのがベストだからです。

よりおもしろい見た目を作るには、構造的・建築的特徴に遊び心を加えてみるのもいいでしょう。例えば、梁を見える状態で残しておくのです。ロフトはインダストリアルスタイルと関係が深いので、これは効果的な見た目を作り出してくれるでしょう。

3.ぴったりの家具を選んで

ロフト

ロフトを最大限活用するための3つ目のアドバイスは、適切な家具を選ぶことです。家具は適当に選んではいけません。細心の注意を払って計画する必要がありますし、パーフェクトなレイアウトを作る重要性を軽視してはなりません。

すでに触れたように、ソファーはロフトの中央に置きましょう。理想的には、シェーズ・ロングを選ぶのがいいでしょう。この家具は一瞬でくつろぎやリラックスといった雰囲気を作り出してくれます。こういったオープンスペースにはテレビを壁にかけるのがベストなので、リビングが壁に向かうようにデザインしましょう。いくつかのアームチェアとともに、ソファの前に直接テーブルを置いても良いでしょう。

次に、キッチンとダイニングのセッティングについて詳しく見ていきましょう。多くの場合、ソファをリビングとキッチンエリアを分ける役割として使うことができます。キッチンに背を向けるように座るようにします。スペースにコントラスト感を設けるために、それぞれのエリアごとにコントラストが極端にならないようにしながら、少しだけ異なる色の家具を置くことをお勧めします。

最後に、寝室についてもお話ししておきましょう。ベッドがメインの要素であり、一般的にかなり大きいものがいいでしょう。バランスがとれているという感覚を作るために、ベッドサイドテーブルなどで補完しましょう。


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  • AA. VV.: Vivir en la ciudad: diseño contemporáneo para la vida urbana, Blume, 1997.