ランドリールームを賢く使うコツ！
ランドリールームは家にあるととても便利なので、その人気がどんどん高まっています。ですが、この部屋は単なる機能的な部屋にとどまりません。計画を立てて上手にデコレーションすれば、家事がずっと楽しくできるようになりますよ。
ランドリールームは洗濯をして服を乾かすだけの部屋ではありません。この空間をデザインする際には収納がとても重要になります。ものをしまう場所があると、いろいろなことが非常にやりやすくなります。
ですので、ご自宅のランドリールームを上手に計画すれば、機能性を失うことなく見た目も素晴らしいものにすることができます。ですが、素敵なランドリールームを作るにはいくつかコツがいります。例えば、洗濯機や乾燥機の置き場所、全体としてどれくらいのスペースが必要か、そして家のどこにランドリールームがあるとベストなのかなどを知っておく必要があるのです。
ランドリールームとは？
歴史的に見ると、ランドリールームはイギリスの家の一部であり、キッチンに付属するような形で存在していました。一方フランスでは、バスルームに洗濯の家電が置かれていました。
ランドリールームとキッチンをつなげていた意味は、水道管や電気へのアクセスが家の中で一番しやすいからです。両方とも電気と水をたくさん使いますからね。昔は、ランドリールームは使用人が最もよく使う場所でもありました。
この部屋にはさまざまな使用目的がありました。洗濯はもちろん、服や食べ物の保管場所にもなっていました。洗濯という、より具体的な使用法にだけに絞られるようになったのは最近になっていからなのです。
70年代や80年代から、洗濯機や乾燥機の騒音がかなり小さくなり始めました。それが新しい家や建物の構造に影響しました。ランドリールームが、マスターベッドルームなどといった場所の近くに作られることが多くなったのです。
多くの人が求める空間
ランドリールームはあるととても便利な空間です。洗濯、乾燥、そして服を畳むといった作業をするための完全に独立した場所が手に入るからです。キッチンなど別の用途に使う部屋でやる必要がなくなるのはいいですよね。
きれいに整理されたランドリールームは落ち着いた雰囲気を作ってくれます。これは人の全体的なウェルビーイングに大きな影響を与える可能性があります。狭くても関係ありません。その効果は結局は同じなのです！
心にとめておくべき基本事項
部屋全体を洗濯のために使う場合も一部のみを使う場合も、洗濯に使うエリアにはうまく機能させるための基本的な要素が必要になります。
ランドリールームを持つことの背景にある基本的な理由は、洗濯やそれに関わる作業を家の他の部分と切り離すということです。洗濯機や乾燥機を置く場所を確保するという意味もありますが、それだけではありません。きれいな服と汚れた服を置いておく収納スペースにもなるのです。
また、ランドリールーム用のシンクや水の出る場所を作るのもいいでしょう。スペースが十分にある場合には、アイロンを置くのもいいですね。そうすれば、アイロンがけをするためだけの空間を確保することができます。アイロンがけをする度にアイロン台をわざわざ出す必要もなくなります。
ランドリールームにアイロンがけをするだけのスペースがない場合は、籐のトレーやバスケット（またはそれに類似したもの）を置いて、そこに洗濯してアイロンがけも済んだ服を入れましょう。また、たたむ必要がない服を一時的にかけておくバーのようなものがあるといいでしょう。
さまざまなランドリールームの使い方
スペースの計画をしっかりと立て、収納を加えたら、キッチンの道具や掃除機、モップ、モップ用のバケツなどを置く場所としても使えます。また、棚やかごを設置してラグや掃除用品などを置くのもいいでしょう。
デコレーションも忘れずに
洗濯、乾燥、アイロンがけといった作業に毎週たくさんの時間を費やしていることでしょう。ですので、一室をそのためだけの部屋にするなら、居心地の良い空間にしたいと思いませんか？ できる限り早く出てしまいたいと思う部屋にはしたくないですよね。
つまり、照明などの要素も考慮に入れる必要があるということです。自然光が入る場合はそれが理想です。また、家具や家電の色を同じ色に統一し、木材などのあたたかい素材を選ぶといいでしょう。バスケットにコットンやリネンのカバーなどをかけることで、服を傷みにくくすることもできます。
最後に、ランドリールームの香りについてです。お店やオンラインショップを覗いてみると、清潔な衣服やコットン、フレッシュな繊維などの香りのエアフレッシュナーや香りの製品がたくさん売られています。ご自宅を素敵な場所にする秘訣は、細かい部分にあるということをお忘れなく。さあ、理想のランドリールーム作りにとりかかりましょう！