オリエンタルスタイル:上手くバランスを取る方法

オリエンタルスタイルでお部屋をコーディネートするのは思ったよりも簡単です。覚えておいてほしいポイントを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
オリエンタルスタイル:上手くバランスを取る方法

最後の更新: 24 3月, 2019

今回は様々なインテリアの中でも最もスピリチュアルなスタイルの1つをご紹介します。オリエンタルスタイルは禅に基づいており、中国と日本の文化の影響を強く受けた穏やかで異国的なスタイルです。広々とした部屋と素晴らしいレイアウトによって、整然とした空間を作り出すことがポイントとなります。また、調和と静けさが大きな特徴のスタイルです。

部屋をどのようなスタイルでコーディネートするか悩み中で、かつシンプルでバランスのとれたスタイルが好きな方にはぴったりの装飾です。この記事ではそんなオリエンタルスタイルを完成させるのに必要なすべての情報が揃っています。

もちろん、自身の好みに合わせることも大切ですよね。オリエンタルスタイルを取り入れたい場合は気を付けるべきいくつかの基本事項があります。壁の色から家具の種類、部屋のレイアウト、他様々な装飾要素まで、この記事ではその全てをご紹介していきたいと思います。

 

オリエンタルスタイル:色

赤い壁

オリエンタルな装飾を取り入れる際の最も重要なポイントは、間違いなく色のチョイスです。1つのカラーを特徴的に、主に壁に使うといいでしょう。

オリエンタルスタイルで使う色については、力強く激しめのトーンが適しています。これは、色を選ぶ上でたくさんの選択肢があることを意味します。パープルやターコイズのような色はオリエンタルスタイルではクラシックカラーとされおすすめです。

ですが、単に個人的な好みで選択してよいというわけでもありません。オリエンタルスタイルでは色が特別な意味を持っています。それぞれの色は5つの自然要素のうちの1つを表し、空間にバランスを作り出すために必要不可欠です。

イエローのような暖かな色は光を表し、レッドは幸運の炎を表します。オレンジは興奮を表し、リビングルームやダイニングルームに最適です。

また、ホワイトは秩序や平和、静けさを表しています。ブルーは水と空のイメージを持ち、部屋に落ち着きと新鮮さを与え、バランスを持たせるために使われます。そして、グリーンは生命と調和を思い浮かばせます。

ホワイトはワークスペースに適しており、ブルーはバスルームに使うのがおすすめです。ダイニングでは通常オレンジや赤みのあるカラーが使われます。また、寝室にもブルーはよく合うでしょう。

家具

オリエンタルスタイル バランス

オリエンタルスタイルでは低い家具が好ましいです。床から天井までのボワズリーのスペースはありません。テーブルに関しても通常見つける物より足の短いロータイプのものを選びましょう。寝室ではベッドでなく布団を選ぶのもおすすめです。

部屋には清らかな色と綺麗に調和するシンプルな線を取り入れましょう。少ない家具でも視覚的に大きなインパクトとなります。 ニレ材、チーク材、またはタマリンドの木製家具が適しており、レッド、オレンジ、ブルー、ブラックなどの強い色が好ましいです。

レイアウトと照明

オリエンタルスタイル バランス

オリエンタルスタイルは広いオープンなスペースが特徴です。共用のエリアは屋外に直接アクセスできることが多く、寝室には最大限のプライバシーが与えられます。床には東洋の特別な敷物が使われます。それらはそれ自体が装飾的要素でもあり、ある空間から別の空間への移行を表します。

オリエンタルスタイルでは照明もとても重要です。あたたかな間接照明は、より親密で穏やかな空間を作るのに使われます。このスタイルで部屋をコーディネートしたい場合はキャンドルが必需品となります。

風水では光は陽の要素とされ、バランスや対称性を生み出すのに効果的です。

装飾アイテム

オリエンタルスタイル バランス

装飾アイテムは特に重要です。オリエンタルスタイルでは、少なく大きめのアイテムが適しています。部屋に合うカラーの東洋の絵画、大きな彫刻、花、皿、花瓶、クッションなどを飾るのがおすすめです。また、オリエンタルスタイルは自然的な物もよく合います。水、石、植物、お香、キャンドルも非常に大切です。

必要なのは、厳選された少しの装飾です。オリエンタルスタイルで作られた空間は静かで内向的な場所です。形のシンプルさと色のコントラストが、全ての部屋をまるで芸術作品かのように仕上げてくれるでしょう。