【ミッドセンチュリー】夢のようなインテリアスタイルを!

1950〜60年代のインテリアスタイルは好きですか?答えが「はい」なら、今回ご紹介するミッドセンチュリーのインテリアスタイルはあなたにピッタリです!
【ミッドセンチュリー】夢のようなインテリアスタイルを!

最後の更新: 05 9月, 2020

今回は1950年代と1960年代のスタイル、フリーマーケット、レトロな家具のオークションなどが好きな人にぴったりな、夢のようなインテリアを見ていきましょう。カラ・グリーンバーグは、1980年代に、20世紀半ばのスタイルを表現したコレクションを発表するとき、「ミッドセンチュリー」という用語を作り出しました。

第二次世界大戦後、家具デザイナーは戦争でかつて使用されていた素材を使った椅子、テーブル、照明器具などを作りました。このタイプの家具は現在ではこの時代の象徴的な存在となっています。今でも人々は当時の作品を探したり、レプリカを作成してインテリアに取り入れているのです。

ミッドセンチュリーのインテリアスタイルは新鮮でエレガント、そして清潔で洗練されたイメージがありますが、実用性、色、モダンさが損なわれることはありません。ですので、ミッドセンチュリーのインテリアを家に取り入れるのには手間がかかるだけでなく、費用がかなりかかります。

しかし、インテリアのアクセントとして正しくアイテムを使用すれば、費用をかけずに外観をまとめることができます。今回ご紹介するヒントに従い、戦後のアメリカに戻ったようなスタイルをインテリアに取り入れてみませんか?

色と素材

夢のようなミッドセンチュリーインテリアスタイル

ミッドセンチュリーのインテリアスタイルでは、プラスチックなどの当時の新素材がデザイナーに大きな影響を与えました。ほとんどの場合、デザイナーはビニール、金属、ガラス、ラミネート、プレキシガラスなどの素材を使用して家具を作ったのです。

このような素材以外ではやはり木材が人気の素材でした。ミッドセンチュリーのインテリアスタイルでは、ほとんどが純粋でシンプルなラインを持つ家具だったのです。木製キャビネットは低く、脚が短く、傾いたデザインが多くありましたね。

木材は大きな壁パネルにも使用されていますが、これはプラスチック素材の家具の中でも、暖かさを作り出す効果がありました。ここで使われた木材や木片は、軽く自然な風合いが多い傾向があったのです。

ミッドセンチュリーのインテリアスタイルはレザーなどの他の素材にも、さまざまなアクセントカラーとナチュラルな色調を使用しています。ミッドセンチュリーインテリアのもう1つの「スター」素材は、ブロンズと呼ばれる青銅でした。これは、暗めの黄金色を強調する素材で、インテリアアイテムや家具のパーツとして使われていました。

幾何学を大切にするミッドセンチュリーのインテリアスタイル

夢のようなミッドセンチュリーインテリアスタイル 幾何学デザイン

ミッドセンチュリーのインテリアスタイルではファブリック、ラグ、壁紙のパターン、さらにはアート作品からフレームまで、すべて幾何学的なデザインが特徴です。このインテリアスタイルで使われる幾何学模様やデザインは、インテリアの空間設定にレトロな特徴を加える効果のある大きな形状を使用します。

ミッドセンチュリースタイルの最も近代的なデザインにおいては、幾何学的な形状をあまり使用せず、小さな部屋や照明が不十分な部屋では特にインテリアを圧倒しないように効果的に配置されます。

純粋な線への愛

ミッドセンチュリー インテリア スタイル

すべての要素はシンプルな線と輪郭が特徴的です。特にミッドセンチュリーのインテリアスタイルでは、家具とアクセサリーの幾何学デザインの基礎となる、きれいな直線を使用しています。

このインテリアスタイルを完璧に取り入れたい場合は、活力にあふれた雰囲気や贅沢さを避ける必要があります。ミッドセンチュリーの家具は華やかではなく、細部へのこだわりがないのが一般的です。

自然とのつながり

ミッドセンチュリー インテリア スタイル

ミッドセンチュリーのインテリアは、そのエクステリアと自然に調和します。それは、すべての部屋の空間に自然を取り入れるという継続的な取り組みの効果です。大きな窓からは自然光が差し込み、屋外の素晴らしい景色を満喫できることが大切です。この大きな窓には、ブラインドが備えられていてもいなくても構いません。

象徴的なミッドセンチュリースタイルの作品

ミッドセンチュリー インテリア スタイル

ミッドセンチュリーのインテリアスタイルの象徴的な作品はインテリアデザイナー、アーティスト、建築家が、この時代のエッセンスをすべて集めたユニークな作品を作り出すという、時代の創造性に基づいた作品になっています。この時代のデザインの多くは、現在のインテリアデザインの定番になっていると言えるでしょう。

これは、チューリップチェア、アントチェア(別名アリンコチェア)、そしてエッグチェアとスワンチェアなどの後の作品が当てはまります。このアントチェアは、50年代と60年代の最も重要なデザイナーと建築家の1人であるアルネ・ヤコブセンが1952年にデザインしましたが、彼の照明器具は、いまだに高い人気を誇っています。

エッグチェアやスワンチェア以外にも、ミッドセンチュリーの多くの作品が、現在でも真のインテリアデザインの象徴的な存在になっています。サイドボード、テーブル、そしてコーヒーテーブルなど、あらゆる種類のインテリアアクセサリーは、現在でも最も人気のある家のインテリア要素の1つです。