【子どもと家事】お手伝いで自立性を育てあげよう!

子どもは家事を手伝うのは大切なことです。そこで、今日は家事に子どもを関わらせる方法についてアドバイスをご紹介します!
【子どもと家事】お手伝いで自立性を育てあげよう!

最後の更新: 24 8月, 2020

子どもに家事を手伝ってもらうことは、子どもが整理整頓ができて自立できるようになるためのカギとなります。また、子どもが一生持ち続けられる健全な習慣を与えることにもなります。では、どうしたら子どもに家事を手伝ってもらえるようになるのでしょうか?

専門家のほとんどは、個人的な責任感に関してでさえも、親は子どもに過保護になっていると言います。例えば、もう自分で食事ができる年齢になっているにも関わらず、子どもが食べ物をこぼして汚すのが嫌なので親が食べさせた方が楽だと思ってしまいます。または子どもが落とすのではと心配して、お皿を子ども自身に下げさせないということもあるかもしれません。

結局、こういったことは子どもが成熟するのを遅らせてしまっているだけなのです。つまり、子どもが自立するために必要なスキルを習得する邪魔をしてしまっているということです。そして子どもがティーンエージャーになって、急に部屋を片付けなさい、家事を手伝いなさい、と言うようになるのですが、これは子どもが小さい時から始めておくべきことだったのです。

早すぎるということはありません!

自立性と整理整頓のスキルは、子どもが小さいころから身に着けるよう応援すべき必要不可欠なものです。また、子どもの年齢にあった家事を頼めば、子どもは喜んで手伝ってくれるはずです。これはWin-Winの関係で親は家事を手伝ってもらえますし、子どもは価値のあるライフスキルを学ぶことができるからです。

おもちゃを片付けよう

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例えば、子どもがはいはいができるようになったら、おもちゃを片付ける方法を教えてあげましょう。この年齢なら、これは楽しいゲームの一環にしなければなりません。この段階では、整理整頓をすることが大切なんだということを示そうとするだけでいいのです。

2歳ごろになれば、子どもはお片付けをすることができます。しかし、子どもがやりやすいようにしなければなりません。子どもの目線に色の違う入れ物を置き、どれがどこに行くのかわかりやすくしましょう。それぞれの箱に入れるものの写真を取って外側に貼っておくと、どのおもちゃをどの箱にしまうのかがわかるのでお勧めです。

また、子ども部屋のすべてのものが簡単に手が届くように整理するのを助けてあげることも大切です。そうすると部屋をきれいに保ちやすくなります。そもそも部屋を散らかさないようにする方法を示すことにも繋がります。それに関する記事はこちらをどうぞ。

服の整理

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子どもの自立性と自信を育てることの重要性は強調してもしすぎることはありません。それを助けるための方法の一つが、服を自分で着ることです。不思議な組み合わせを選んだとしても、落ち着いて深呼吸をしましょう。また、自分で服がしまえるようになることも大切です。

これを実現するためのシンプルな方法は、子どもの背の高さのタンスを置くことです。そして、近藤麻理恵さんのスタイルで服をたたむといいでしょう。そうすると、自分の持っている服についてよく知り、より簡単にしまうことができます。麻理恵さんは、自分の娘にも服のたたみ方や整理整頓の仕方などを教えたと語っています。

食事

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子どもが3歳くらいの小さい時からすでに、食卓の準備を手伝ってもらうことができます。ゆっくりと、子どもに必要なスキルを学ばせてあげましょう。ナプキンやパンなどから始めていけば、気づけばすべての準備ができるようになっていることでしょう!

食事に関して子どもが手伝えることはこれだけではありません。家に帰ってきたときに、食材をしまう手伝いもしてもらいましょう。果物、お米、クッキーなどといったものをパントリーにしまったりするのは、1歳半くらいからできるんです。お子さんは喜んで家事を手伝ってくれますよ。

お子さんの準備がどれだけできていると思うかによりますが、キッチンでお手伝いをしてもらうこともできます。例えば、サラダの作り方、オムレツを作るのに卵をかき混ぜる方法、またはクッキーを作るのに生地を混ぜるやり方などを見せてあげるといいでしょう。

お子さんが参加するのを促してあげましょう。大人がするのと同じくらい上手にはできないかもしれませんが、大切なのは子供がスキルを学習し、成長し、掃除や整理整頓を子どものルーティーンの一部にすることです。さらに子どもは思いやりの心を身に着け、チームワークが上手くできるようになるかもしれません。

誤解のないように言うと、あなたが楽になるから子どもに家事を手伝ってもらうということではないのです。子どもも家に住んでいるのだから家のことは手伝うべきであり、家をきれいに保つことに関わるべきです。また、ご覧の通りこれにより子どもはより自立し、小さいころからこのようないい習慣を身に着けることにもなります。

最後に、こういったことは心地いい家族の生活を作ることにつながります。家族みんなが平等に価値があると感じ、自尊心を高めるにはこれ以上にいいことはありません。