忙しい人のためのクリーニング・ルーティーン

今回は、忙しい人のための掃除のコツをご紹介します。これを実践すれば、頑張らなくても家をきれいな状態に保つことができますよ!
忙しい人のためのクリーニング・ルーティーン

最後の更新: 25 2月, 2021

一日中ずっと忙しくて時間が全くないと感じている方、今回ご紹介する忙しい人のためのクリーニング・ルーティーンを使えば、毎日がずっと楽になるかもしれません。

家の整理整頓のエキスパートで、『Manual for a Clean and Tidy Home(きれいで整理整頓された家のためのマニュアル)』の著者でもあるぺパ・タベロさんは、自分の好きな状態に家を保つために、時間を最も有効に活用する方法について教えてくれます。彼女のメソッドは、毎日少しずつ実践することで家事が溜まらないようにするということに基づいています。

忙しい人のためのクリーニング・ルーティーンの例

忙しい人 クリーニング・ルーティーン

時間はあまりないけれど家はきれいで整理整頓された状態に保ちたいという方は、この方法がぴったりです。週末をすべてつぎ込まなくてもできて、いつも夢見ていた家を楽しめるようになるいくつかのコツを、ぺパさんが教えてくれています。ぜひ参考にしてみてくださいね!

スケジュールをキープする

彼女は著書Manual for a Clean and Tidy Homeの中で、すべての家事のスケジュールをキープするよう提案しています。結局のところ、家事も個人的なタスクや仕事上のタスクを行うのと全く同じなのです。この方法では、やらなければならない家事を書き出します。特に、マットの掃除やカーテンの洗濯などあまり頻繁にはやらないことが大事です。こうすることで、こういったものが本当に汚くなってしまうまで放置するということがなくなるでしょう。

時間をブロックに分けて整理する

近藤麻理恵さんは、掃除をカテゴリーごとに行うことを勧めていますが、今度は、掃除をブロックごとに分けてみましょう。時間を小さなブロック(5分、10分、15分)に分けることが勧められているのです。どんなに忙しくても毎日5分ならなんとかできると思うので、まずはそこから始めてみましょう。

忙しい人のためのクリーニング・ルーティーン テレビの掃除

タイマーを設定することがマストです。普通のキッチンタイマーでも、目覚まし時計でも、携帯のアラームでもいいでしょう。ですが、スケジュールに必ず従うようにしましょう。

家をエリアごとに分ける

紙とペンを用意して、家の間取りがはっきりわかるように描いてみましょう。そしてマーカーを使って家をエリアごとに分け、各エリアに1週間かけるようにします。そこに月曜日から金曜日までを使い、土曜日はウィークリータスク(これについては後述します)のために残しておきます。ぺパさんは家の掃除は毎日少しずつシンプルな方法で行い、時間をかけすぎないよう勧めています。

全てが決まったら、スケジュールに書き出すことが大切です。こうすることで、クリアな計画を立てることができ、細かい部分を忘れてしまうこともないでしょう。

掃除する親子 忙しい人のためのクリーニング・ルーティーン

「デバッグ」ルーティーンを確立する

ぺパ・タベロさんは以下の三つを区別できるようになるといいと言っています。一つ目は「ゴミ」、つまりぱっと見ゴミに見えるものすべて、二つ目は「ガラクタ」、つまり使っていないけれども使えるもの、そして「モノ」、つまり定期的に使っているもので、あるべき場所にいつもないものの三つです。

整理整頓をして必要なものを見つけられるようになるために、彼女は家事を二つのタイプに分けるよう提案しています。それがルーティーン家事とスペシャル家事です。前者は、「部屋を出るときは必ずその部屋にあるべきでない3つのものを一緒に持ち出す」というようなものです。一方、後者はもう少し複雑です。

毎日の掃除習慣を確立する

一日の中には三つのカギとなる時間があります。目が覚める朝、午後、そして夕食後の時間です。こういった時間のほんの数分を使うことが、そこまで労力をかけずに家をきれいに保つのに役立ちます。これを行う上でのポイントは、家事のリストを作り、スケジュールに起こしておくということです。さらに、家族全員が関わるこのスケジュールを見えるところに貼っておくことも勧められています。

ウィークリールーティーン

ぺパのアイディアには、一週間の中で二日を選んで、全体的な掃除をする日、軽く全体を見て掃除をする日を決めるというものもあります。前者は毎日のルーティーンをもう少し細かいところまでやるということです。また、月曜日には後者を行い、週末に散らかしたものなどを片付ける日にするといいでしょう。

平日はとても忙しく家に帰るのも遅いという方も、スケジュールを作ることですべてを整理整頓したままにするのに役立つでしょう。もちろん毎日の家事をやらない日があったとしてもです。

これがぺパ・タベロ流「忙しい人のためのクリーニング・ルーティーン」です。とても簡単ですよね。一か月間、自分に合っているか試してみてはどうでしょうか。大切なのは自分が快適だと思う習慣を見つけることです。快適さを感じられないと、スケジュールに従わなくなってしまうでしょう。もちろんやるんだ、という意思も欠かせないですけどね。