インテリアに赤を取り入れる様々な方法

赤はその激しさから人の注目を引く色ですが、インテリアにオリジナルでポジティブな影響を与えてくれる色でもあるのです。
インテリアに赤を取り入れる様々な方法

最後の更新: 12 3月, 2021

インテリアをデザインする際には、自分の中で目標を決め、それをどのように達成するかについて考えることが重要です。ですので、インテリアの中で赤を使う様々な方法についても知っておくといいでしょう。

この色は強烈で多くの注目を集める色です。どこに使っても目を引きますし、広い面に使うとなおさらです。この色でどんなことができるのか、そしてどうやって使うのがベストなのかを知っておくことが大切です。

インテリアデザインは形や素材がすべてではありません。美しさを感じさせ直感的に空間に好感を持つかどうかが、快適さを実現する上で決定的な要素になることもあるのです。

リラックスするための空間に赤を使うには

ベッド インテリアに赤を取り入れる

赤は他の色に比べて鮮やかで、 情熱といった感覚を生みだす強いモチベーションの源です。つまり、赤を使うということはパーソナリティとエレガンスを加える方法なのです。

リビングや寝室、私室などのリラックスするための空間においては、シンプルでベーシックな方法で使うようにしましょう。つまり、取り入れる際はちょっとした部分に使うようにします。例えばソファクッション、テーブルクロス、センターピース、キャンドルなどです。

空間を占領してしまわないようにし、むしろ控えめに使いましょう。壁を赤で塗ったりこの色の家具をいくつか置いたりすると、存在感が強すぎるかもしれません。ですので、これはあまりお勧めできません。

赤は情熱、強さ、端正さを表す色です。

キッチンや浴室に使うときの効果

赤という色がインテリアの中に使われる方法に注目してみると、これがインテリアデザインの中の新しいトレンドだということに気が付くでしょう。赤は印象的で存在感があり、紛うことなく美的メッセージを伝えてくれる色です。

  • キッチンでは、主に家具に使用されています。エネルギーと安心感を伝えてくれます。また、こういった空間にはニュートラルトーンや白っぽい色が使われることが多いため、オリジナリティを出すこともできます。
  • あまり使いすぎない方がいいでしょう。美的観点からは、小さめの小物に使う方が効果的だというのはすでにお話しした通りです。スツールやボウル、テーブルクロスなどに使うのがいいでしょう。
  • 浴室についても、同じように使うのがおすすめです。とはいえ、白やグレーとコントラストにして使うなら赤いタイルも面白いですよ。また、木のあたたかみともうまく合います。
  • 浴室のタイルには使いたくないという方は、ガラスや家具、ちょっと大胆にトイレの便座などに使ってみるのはいかがでしょうか。
  • 床については、空間全体を圧倒してしまう可能性があるので、赤はお勧めできません。

植物の赤

次に、ここまでお話ししてきたのとは全く違う方法で赤を使う方法をご紹介しましょう。赤の入った室内用植物を置いてみるのはいかがでしょう。

インテリアに赤を取り入れる 赤いバラ

バラはとても素敵なインテリアデザイン要素になりえます。どこに置いても、上品さと特別な感じを投影してくれます。例えば、リビングのテーブルや廊下などに置けば、存在感を感じさせ、全体的な美しさにおいてダイナミックな要素となってくれます。

クリスマスの時期には特にポインセチアも人気です。お祝いのテーブル装飾として使われたり、他の家具の補完にもなります。

赤をご自宅に取り入れましょう。

インテリアに赤を使う様々な方法

赤にはさまざまな赤があるということも、覚えておいた方がいいでしょう。激しく強い赤もあれば、控えめで落ち着いた赤もあります。また、ガーネットのように少し暗めで赤の特徴的な激しさを持たないものなど、その中間のような赤もあります。

当たり前ですが、ご自宅に最も合うものを選びましょう。赤をどのように使うかは、どれくらい赤に力を持たせたいかにもよります。その強さによって、インテリアに加わる影響が変わるからです。このように、赤はインテリアに取り入れるのに素晴らしい色なのです。

 


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  • Atkins, Caroline:Colorea tu hogar, Londres, Ceac, 2003.