古い本のカバーとして使えるダストジャケット

ここで紹介するクラフトは、簡単に使えるだけでなく、素晴らしい装飾品としても活躍してくれます。
古い本のカバーとして使えるダストジャケット

最後の更新: 25 9月, 2019

積み重なった古い本(特に小学校時代の)が溜まってしまうと、ほとんどの人がそれらをどうすれば良いかわからなくなってしまいます。しかしこういった本を装飾品として再利用する手法は、これらをダストジャケット(ブックカバー)でカバーすることによって始めることができます。

本は、しばらく前から装飾のためのツールとして使われるようになってきました。例えば、中には本を見える位置に置いておきたがりつつ、部屋のカラーパレットに変化が出てしまわないように逆向きに棚に飾っている人もいます。つまり、背表紙ではなくページ側を見せているということです。

古い本のカバーとして使えるダストジャケット

今回の記事では、お持ちの本に新たな装いを与えられるようなあなただけのダストカバーを作るアイディアについて紹介していきます。そうすれば、本を装飾アイテムとして活用できるようになりますよ。

1. クラフト紙を使ったダストジャケット

こちらのシンプルだけれどモダンなダストジャケットを作るためには、クラフト紙が必要になります。この素材には、ペンキやペン、グリッターなどを使ってあらゆる種類のデコレーションを施すことができるので、装飾の自由度をかなり高まります。

材料

  • 鉛筆
  • ハサミ
  • 文字スタンプ
  • マスキングテープ
  • 30センチまたはそれより長い定規
  • クラフト紙

手順

  • クラフト紙を広げ、カバーしたい本を中心に置きます。本を計測し、鉛筆で本のサイズに合わせて線を書き込みましょう。
  • 本のサイズに合わせて紙を切ります。オススメは、線よりも少し余裕を持たせて切り取ることです。紙が少なすぎるよりは多すぎる方が良いのです。
  • 出来上がったダストジャケットを本にフィットさせ、マスキングテープで本自体の表紙にしっかりと固定します。
  • 文字スタンプで本のタイトルを押したい場合は、スタンプをその順序に並べ替えましょう。そして、インクにつけて一文字ずつスタンプを背表紙の部分に押していきます。
  • もしその本が教科書やもう読む気のない小説などだった場合は、『serendipity(セレンディピティ)』、『affection(愛情)』、『love(愛)』、『hapiness(幸福)』、または何かインスピレーションが湧くようなフレーズなど、本に新たなタイトルをスタンプすることも可能です。あなたのクリエイティビティ次第ですよ
  • また、スタンプした文字を先の細いメタリックカラー(金、銀、銅)のペンやシンプルに白や黒のペンで縁取るのも良いでしょう。
古い本のカバーとして使えるダストジャケット

2. 地図で作るダストジャケット

こちらは、これまでのご旅行で集めてきた地図を使って何かが作りたいという場合にはぴったりなアイディアです。

材料

  • 定規
  • 鉛筆
  • ハサミ
  • 地図
  • スティックのり

手順

  • 地図をテーブルに広げます。もしシワになっているようでしたら、重い本を数冊乗せて一日中放置し、表面を伸ばすようにしてください。
  • 本の長さを測り、地図をそれに合わせて切り取ります。切り取り線より少し余裕を持たせて切るようにしてください。スペースが足りなくなるよりは余ってしまう方がマシなのです。
  • 本自体のカバーと地図をのり付けすれば完成です。

3. 絵柄付きのダストジャケット

最近では、多くの本が、保護を目的としたダストジャケット付きで売られています。これらは、古い本のカバーとして再利用することができます。ただ、使いたい本にしっかりとはまるように、サイズに合ったダストジャケットを選ぶようにしてくださいね。

材料

  • 別の本のダストジャケット
  • あれば:スティクのり、またはマスキングテープ

手順

  • ダストジャケットを元の本から取り外し、カバーしたい本の上に置きます。
  • スティックのりまたはマスキングテープで固定してください。
古い本のカバーとして使えるダストジャケット

その他の材料

ダストジャケット作りには、他にも新聞紙、ラッピングペーパー、薄めのダンボール、布地やフォームシートまでもを使用することが可能です。また、紙で本を縁取り、そこにリボンを付け加えるなど、別の素材を組み合わせてみるのも良いでしょう。

いずれにせよ、デザインはシンプルにすることをオススメします。