バランスのとれた部屋を実現するためのポイント

バランスのとれた部屋を作るためには、空間全体の一体感が不可欠です。
バランスのとれた部屋を実現するためのポイント

最後の更新: 26 1月, 2021

バランスのとれた部屋を作るためには、適切な比率やレイアウトを用いて各要素を取り入れることが鍵となります。本日は、バランスのとれた部屋を実現するためのポイントをご紹介します。

ポイントを押さえていれば、必然的に秩序ある空間を作ることができます。ポイントを押さえて、自分の理想にかなう部屋を作っていきましょう。

部屋作りのときに重要なのは、バランスを無視しないことです。バランスが崩れていたり、インテリアを間違った場所に配置した場合には、部屋に不確実性が生まれ、不快に感じてしまいます。その結果、幸福感までも損なう可能性があります。

大きさを揃える

バランスのとれた部屋

1つ目のポイントは、部屋の広さに合わない家具は使わないことです。つまり、他のインテリアに比べて異常に大きいものは、部屋にマイナスなイメージを与えてしまいます。

インテリアの大きさをある程度同じに揃えることで、バランスが良くなります。正確に寸法して、他のインテリアと揃えるようにしましょう。部屋の広さに合わない家具があると、調和乱してしまい、インテリアとしての魅力が失われてしまいます。

ただし、デザインの法則に従って寸法することで、要素間に一体感をもたらすことができますよ。

あなたの家のインテリアは、同じ秩序に沿って飾られていますか?

比率が重要

比率

家が「家」であると言えるのは、家具があって、リラックスすることができるためです。そこで重要になるのが、すべてのものがデザインの法則に基づいて配置され、部屋全体に一体感があることです。では、インテリアにおいての比率とは何を意味するのでしょうか?

  • 家具の大きさは部屋の広さに合わせて選びます。大きなソファがあっても、リビングの全体を占めてしまったり、部分的にしか使えないのであれば意味がありません。これでは、部屋のバランスを乱すだけです。
  • そうはいっても、部屋に対して小さすぎる家具を使うのも間違いです。不必要に空間を埋めるのは、インテリアを圧倒させてしまうだけです。そのため、部屋の広さに合った家具を選びます。
  • 各要素間に一体感が生まれるようにインテリアを選びます。カーブを使った大胆なスタイルから始めた場合には、最後までそのスタイルを突き通し、要素間同士の対立が起こらないようにしてください。
  • 部屋の比率に合ったインテリアを選ぶことで、快適な空間を作り出し、幸福感を与えることができます。視覚的な安定をもたらし、満足のいく仕上がりとなるでしょう。

色の調和

色の調和

色もまた、バランスのとれた部屋作りにおいて重要な役割を果たしています。色は、部屋のスタイルを表し、雰囲気を高めてくれます。さらに、あなた自身を伝えることもできます。

アースカラー をメインカラーとして使用する場合には、暖色やニュートラルカラーを組み合わせましょう。アースカラーと寒色の組み合わせはおすすめではありません。もし、寒色をメインカラーとする場合には、ニュートラルカラーや白と組み合わせるといいですよ。

色によって、部屋のスタイルが決まります。そのため、色同士がうまくマッチしていることが重要なのです。視覚的緊張をもたらすミスマッチな組み合わせをしない限り、自然と調和した部屋となるでしょう。

部屋の広さに合ったものだけ使う

このように、不必要な要素を取り入れて部屋に圧迫感を出さないようにします。代わりに、日常的に使うものを選びましょう。

インテリアはスタイルに合ったものを選びます。機能的な役割はありませんが、雰囲気に一体感をもたらすのに役立ちます。


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  • Margolius, Marcia: Espacios para vivir, Barcelona, Ceac, 2006.