あたたかくて明るいマスタードイエロー

マスタードイエローは、部屋にあたたかさをプラスし、光度を上げてくれるおもしろい方法です。この色はもちろん家の外に使うこともできます。
あたたかくて明るいマスタードイエロー

最後の更新: 16 11月, 2020

家というのは住む人を反映したものであるべきです。ですので、気持ちよく居心地のいい空間を作ることが大切になります。今日は、あたたかく明るい色、マスタードイエローについて見ていきましょう。

脳は毎日見るものに慣れるようにできています。ですが、あまり気に入っていないデコレーションに囲まれていると、うんざりしてストレスを抱えることになってしまうこともあります。

だからこそ、きちんと色を選ぶことがとても大切なのです。間違った色を選んだり、あるいは単純に何も考えずに選んだりしてしまうと、我慢しながら暮らすことになってしまいます。

マスタードイエローの美的観点

マスタードイエロー

マスタードイエローは暖色の中に含まれます。黄色よりも若干暗く、アースカラーや黄土色に寄っている色です。ですから、あかるさや活発さを生み出すのに役立ちます。

黄色より若干暗いとは言っても、他の色の影に隠れてしまうような控えめな色という訳ではありません。独特の強さを持っており、どこに使っても目立ちます。注目を集めたいポイントにすることができるでしょう。

また、この色を使う時には注意が必要です。どんなスタイルを作りたいかによって、部屋の他の部分との組み合わせがバランスのとれたものになるようにしなければなりません。いろいろな色の使い過ぎや、冷たい感じの色とマスタードイエローのぶつかり合いを避けるようにしましょう。

デコレーションを調和させると、ウェルビーイングを促進するような快適な空間を作るのに役立ちます。

リビングにマスタードイエローを使う3つの方法

マスタードイエロー

この色が一番よく機能する部屋の一つがリビングです。これは、あたたかさやポジティブさに加え、動きや喜び、情熱などをプラスしてくれるからです。この色を使う3つの方法を見てみましょう。

  1. 壁をこの色で覆って、人を包み込んでくれるような空間を作りましょう。天井はグレーやホワイトなどのニュートラルカラーで塗るのもいいでしょう。
  2. イスにももちろん使うことができます。マスタードイエローのソファやチェアは、部屋の中心的な役割を果たしてくれる素晴らしい選択肢です。一方、緊張感が生まれないように、ニュートラルトーンの壁と組み合わせるのがいいでしょう。
  3. 小さめのものにこの色を使いたい場合は、カーペットやソファクッションなどに使うのもいいですね。インディゴブルーやブルーと組み合わせるととても素敵です。

また、木の家具や木のフローリングと一緒にこの色を使うと、あたたかさをプラスしてくれるので相性抜群です。

家のエクステリアにマスタードイエローを

マスタードイエロー エクステリア

インテリアにおける色についてはよく話題にしていますが、エクステリアに最適な色とはどんな色でしょう? マスタードイエローはエクステリアにベストな色の一つで、特にラスティックスタイルとの組み合わせがおすすめです。

一般的に、この色は家の正面によく使われています。また、この色と組み合わせるにはホワイトやグレーなどがいいでしょう。あたたかみのあるマスタードイエローは、特定のルーフタイルや植物とも合います。

この色をもう少し薄くした色は、都会のビルに多く使われています。一般的にそのあたたかさと光度で人の目を喜ばせてくれるという理由で使われているのです。

マスタードイエローを寝室に使う

マスタードイエロー 寝室

寝室はプライベートな空間であり、自分のパーソナリティを出せるところです。マスタードイエローには印象的、アクティブ、活発といった雰囲気があります。ですので、ホワイトやグレー、アースカラーと一緒に対比させて使うことが大切です。

この色は壁に使うと目立ちます。もう少し小さいエリアに使いたい場合は、ブランケット、ベッドクッション、アームチェアに使ったり、どこか1面だけ壁を選んで使うのも良いでしょう。

マスタードイエローを使う上で大事なのは、使いすぎないようにしながらこの色を目立たせることです。


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  • Lluch, Francisco Javier: Arte de armonizar los colores, Barcelona, Imprenta de El Provenir, 1858.