テーマは『愛と哀しみの果て』!ワイルドなインテリアデザイン

今日は、『愛と哀しみの果て』にヒントを得たインテリアデザインについて見ていきます。ワイルドな一面とデリケートな1920年代のイギリスの素敵なデザインが合わさっていますよ!
テーマは『愛と哀しみの果て』!ワイルドなインテリアデザイン

最後の更新: 10 8月, 2020

『愛と哀しみの果て』にヒントを得た家とはどんな家でしょう?大自然のエッセンスあふれる些細なデティールや素材を使ったインテリアデザインのアドバイスをご紹介します。

ここでお話するのは、カレン・ブリクセンの小説のことでも、メリル・ストリープとロバート・レッドフォードの出演している映画のことでもなく、この素晴らしい物語からインスピレーションを得て、アフリカスタイルのインテリアデザインについてです。それでは、『愛と哀しみの果て』を彷彿とさせるような家について見ていきましょう。

アフリカへの旅路

愛と哀しみの果て アフリカ

アフリカのインテリアというと、さまざまなインテリアのスタイルを想像するかもしれません。アニマルプリントや部族の装飾品、幾何学模様や天然素材から、洗練されたコロニアル風インテリアまで幅広い種類があります。コロニアル風デザインはワイルドな雰囲気にぴったりの豪華なディティールであふれています。

『愛と哀しみの果て』がテーマのインテリア―コロニアルスタイル

小説の背景は、1920年代、イギリスの植民地が強力で、そのライフスタイルや習慣が新しい土地にもたらされていた時代でした。

入植者たちは自分たちのインテリア習慣を保持したいと考え、地元の職人に地元の材料を使って、母国の家具に似た家具を作らせようとしました。天然繊維や動物の毛皮、熱帯の木材などが使われました。そして入植者には木材の中ではマホガニーやチーク、ウェンジなどが最も好まれました。

アフリカの要素を自宅に取り入れるには?

『愛と哀しみの果て』をイメージさせるようなインテリアをデザインするために、今回ご紹介するシンプルなアドバイスを参考にしてみてください。自然や植物にあふれ、シンプルで魅力的、神秘や知恵に満ちた国へといざなってくれます。では、ワイルドなインテリアデザインの作り方を見ていきましょう。

アフリカ インテリアデザイン

『愛と哀しみの果て』からヒントを得た家のためには、基本を白、茶、マスタードイエロー、そしてさまざまなアースカラーにしなければなりません。色は濃い赤からうすいベージュまで使えますが、カギとなるのは全てをできるだけシンプルかつナチュラルに保つことです。ですので、明るい色や寒色は避けましょう。

壁は必ず白にして、床や小物などの他の色とバランスを取ります。黒をほんの少し入れることで、特定のものを強調することもできます。

素材

アフリカ インテリア 素材

すでにお話したように、こういったデザインには天然繊維が肝要です。家のインテリアに使う素材を大きく左右します。

素朴なラフで重い布と、薄い布を一緒に使うといいでしょう。 前者はラグや飾りクッション、壁にかけるタペストリーなどにぴったりです。一方後者は寝具やカーテンに使うといいでしょう。

さらに、四柱式のベッドで、透明なキャノピーが付いたものを置けば、まさにアフリカの雰囲気満載になります。

繊維をたくさん使って

アフリカ 繊維

家全体、枝編み細工のライトやジュートの腰掛け、サイザル麻のバスケットなど、細かい部分にも天然繊維を使いましょう。こういった素材はカジュアルでありながらエレガントな雰囲気を作り出してくれ、ボヘミアンインテリアに最適です。

天然繊維についてもっと知りたいという方は、こちらをお読みください。

小物

愛と哀しみの果て インテリア

このインテリアスタイルは野性味あふれる大陸から来ていますが、あたたかさあふれる特別な空間を生み出す、 ヨーロッパのデリケートなテイストも忘れてはいけません。

亜麻と象牙色の組み合わせは穏やかさを演出してくれ、枝編み細工のある木のスツールがあればお茶をするのにぴったりです。もちろん、陶磁器のティーセットを使って、金属の装飾のあるトレーに乗せましょう。

『愛と哀しみの果て』のインテリアデザインはとても心が落ち着きます。素朴かつエレガントで、親しみやすい雰囲気を作り出してくれます。ぜひ参考にしてみてください。