【ボタニカル入門】ドライフラワーにするのに適したお花とは?

家の特別な場所を装飾するのに、ドライフラワーはとてもおすすめです。しかし、どんなお花を使うことができるのかご存知でしょうか?
【ボタニカル入門】ドライフラワーにするのに適したお花とは?

最後の更新: 15 8月, 2020

このブログでは、一味違うユニークなアイデアを提案していきたいので、新しいものの中でも特にトレンドとして注目を浴びているドライフラワーについてお話しします。ドライフラワーを花瓶に入れて飾れば、あたたかい雰囲気を簡単に作ってくれますし、家にナチュラルなタッチを加えてくれますよ。

もちろんどんな花でもいいという訳ではありません。ですので、今日はお勧めのお花についても記事の中でお話ししたいと思います。最も長持ちし、棚やテーブルの上、玄関や寝室で一番見栄えの良い花がどんな花なのか詳しく見ていきましょう。ではボタニカルな世界へ出発です!

ドライフラワー:年月を重ねた品格

お花と言えば、生花も素敵ですよね。生花を装飾として使うお勧めの方法についても、これまでの記事の中たくさんご紹介してきました。とはいえ、切り花を花瓶に入れて手入れをするのは、結構大変だったりします。

今日のテーマ、ドライフラワーは生花と同じくらい美しいだけでなく、寿命が長いという利点もあります。ただ、すべての花が乾燥してもきれいだという訳ではありません。葉っぱや花びら、メンテナンスなど、ドライフラワーにしてもきれいかどうかを決める要素がいくつかあるのです。

ドライフラワーにするのにベストな花

セイヨウノコギリソウ

ドライフラワー

この植物の薬草的性質については耳にしたことがあるかもしれません。 最も良く知られている性質の一つは、女性の健康に良いというもので、生理に良く効いたりするのです。

抗炎症作用や止血作用があり、その成分の中には収れん作用もあり、消化不良にも大いに役立つ可能性があると言われています。

しかし、そんな性質だけでなく、この植物の花はとても小さく可愛らしい上、乾燥させても色が変わりません。強い茎の先に小さくまとまって花が咲いています。

乾燥させる場合は、花が咲くまで待たなければなりませんが、枯れたり色がくすんでしまわないように注意しましょう。暗く乾燥し、風通しの良い場所に2週間ほど置いておけば、飾る準備ができますよ!

ラナンキュラス-特におススメのお花

ドライフラワー

これは本当に美しく繊細なお花です。 ラナンキュラスは多年生の球根から生える植物で、色も様々あり、赤、ピンク、赤紫、白、オレンジ、紫などがあります。

他の多くの花と違い、ラナンキュラスは乾燥させても枯れません。この植物の場合は、中心部の周りの繊細な花びらがしっかりとしたままなのです。花びらの色は若干にぶくなりますが、それ以外に変化はありません。

ラナンキュラスのドライフラワーを花瓶に飾りたい場合は、一週間ほど水に入れておきます。そのあと、暗く乾燥した場所に、乾くまで逆さにして吊るしておきます。

ユーカリ:ドライフラワーに添えるのにおススメ!

ドライフラワー

これはお花ではありませんが、ユーカリはドライフラワーを飾るときに一緒に添えてあげるのにぴったりですよ。見た目がとても美しいだけでなく、香りも素敵なんです!

また、ユーカリの良い所の一つは、乾燥しても緑色をほぼ保ったままでいられるという点です。また、乾燥させるのもとても簡単です。風通しが良い部屋であれば、逆さでもそのままでもいいので置いておきます。花瓶に入れておいて乾かしてもいいでしょう。

ハナハマサジ

ドライフラワー 花瓶

この花には様々な呼び名があり、ラテン語由来のリモニウムと呼ばれることもあります。他にもスターチスという別名もあります。ドライフラワーの装飾を考えているなら、この花はマストでしょう。ユーカリと同じく、吊るしたり花瓶から出しておく必要なく乾燥させることができます。

生花のときと全く変わらず、美しく完璧な状態を保つことができるのです。また、植木鉢で育てることもできます。様々な鮮やかな色のものがありますが、紫とライラックが最もよく見られます。

ラベンダー

ドライフラワー ラベンダー

この植物にも薬草的な性質があり、ほとんどがリラクゼーション効果と関係しています。また、セラピーとして使う方法もたくさんあります。乾燥してもきれいな色だけでなく、素敵な香りを保ちますが、花が咲いてから切るようにしましょう。

そのあと他の花と同じように暗く乾燥した場所に吊るします。10日くらい経てば、花が完全に乾くでしょう。花瓶に入れて飾るだけでなく、その使用法は多岐にわたります。例えば、小さな袋に入れてクローゼットの香り付けとして使うこともできますよ。

 

このようにドライフラワーを使えば、家の特別な場所に長く使える装飾を施すことができます。羽でできたダスターやドライヤーなどを使って、慎重にほこりをとるようにしましょう。そうすることで寿命が延び、家を美しく見せてくれます。